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2019年 11月 10日 ☆記述のコツ(文系)☆
こんにちわ!
中央大学文学部国文学専攻1年
北谷大地です!
高校生のみなさん、自分が将来やりたいことや興味があること見つけていますか?
将来の夢というのは学部選びに直結する受験において非常に大切なものになるので一度自分の将来について真剣に深く考えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、僕は大学で国文学を専攻しています。
なぜ国文学を専攻しているのか。大人の都合でここではそういう話をする余裕がありません。なので気になった方は東進ハイスクール春日部に来ていただいて、そこで僕が直接お話ししたいなと思います。よろしくお願いします。
上記の通り大学では人より国語に触れる機会が非常に多いです。
なので、本日は記述のコツについてお話ししたいと思います!
これは完全なる余談ですが、目上の人に対する手紙などで読点は失礼にあたると聞いたことがあります。読点は文章を読みやすくするためにつけるものです。読点を多用することは「この人は私のことを読解力の低い人だと思っているのか。失礼なヤツめ。」と勘違いされることがあるそうです。
完全に考えすぎですね。
さて、本題に入ります。
まず記述問題の解答はほとんど文章中に書いてあります。
記述が苦手な人は、「80字で書きなさい」などの問題が出題されたとき、80字も文章を書きだせないと思ってしまう傾向にあります。
しかしほとんどの問題で文章中の言葉を抜き出し、質問に合わせた語尾に変えるだけで解答が完成します。
記述問題が苦手という方は、意識の中で抜き出し問題だととらえて問題演習に取り組んでみてください。
自然と苦手意識が薄れていくと思います。
次に技術的な観点でお話しします。
将来の夢は内閣総理大臣になりたいです。
この文章、なにか変ではないですか?
そうです。主語と述語がねじれてしまっています。
この場合、主語は「夢」述語は「なりたいです」になりますが述語と述語が対応していないですよね。
こういう状況を主語と述語のねじれといいます。
この場合の正しい文は、
将来の夢は内閣総理大臣になることです。
になります。
主語と述語のねじれについては記述問題を解くときだけでなく文章を書くときには必ず注意しなければなりません。
初歩的なミスに感じるかと思いますが、意外とやってしまうことが多いので気をつけてください。
そして、自分の回答にキーワードが入ってることが重要です。
問題の模範解答などに書いてある採点基準はキーワードが入ってることが基本です。
ですが、そのキーワードを見つけて自分の回答に答えることがむずかしいのです。
それは答案練習などを重ね、回答の根拠などをすぐに見つけられるように訓練することが上達への第一歩です!
僕が記述問題に取り組む際に気を付けていたことはこの2点です!