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2021年 8月 6日 ☆大学で学んでること(前田)☆
みなさんこんにちは!一橋大学商学部4年の前田尚樹です!!
夏休みも約2週間くらい経過しましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
特に受験生はこの長期休みを利用して自分の苦手科目を何とか克服して
長いようで短い夏休みですが、この時期当たりは”慣れ”が出てきて少し中だるむこともあると思います。
そういう時は初心に帰りましょう!夏休みの最初を思い出して
自分はこの夏をどういう風に過ごしたかったのか、
9月になってどんな状態になっていたいのか
もう一度考えてみてください!
まだまだ巻き返しはききます。もし最近だれているなと自分で感じていることがあればもう一度気合入れなおして、志望校に絶対に合格するために勉強していることを思い返しましょう!
さて東進ハイスクールでは東進生と招待講習生向けに大学学部別研究会が開催されます!
これは日本を代表する一流の教授陣から各分野の講義を受けられる貴重な機会です!通常の東進の授業と同様に映像授業になっていまして、8月16日~8月31日の期間3種類の授業が受講可能です!春日部校では東進生と招待講習生のみなさんの多くが参加することが決まっています!
第一志望校や志望学部を見つけることもそうですが、教授たちの研究に対する熱意に触れて人生をどう生きていくのか考えるきっかけになってもらえればと思います。
とまあ先日中田先生からも学部研究会の話がありましたので概要はこのくらいにして、ここからは自分が大学で勉強している内容をお伝えします!
大学生ってこんなことやってるんだ~へ~くらいの感覚で見ていただけると幸いです。
大学では金融政策を主に専攻しています!
一橋大学商学部は専攻領域が
会計,経営,マーケティング,金融
に分かれていて一番最後の分野を学んでいるわけです。
みなさん金融政策という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
誤解を恐れずにざっくりいうと
金融政策とは物の価格(物価)を安定させるために、国に出回るお金の量をコントロールすることです。
(お金の量をコントロールすること以外にもあるっちゃあるのですが、イメージはこれでいいと思われます。)
物価を安定させる重要性があまりピンとこないかもしれませんがめちゃくちゃ大事です。
歴史の授業でハイパーインフレーションとかいう文言が時たま出てきますが、あれは出回っているお金の量が多くなりすぎてお金の価値がめちゃくちゃ下がっちゃう状況のことです。
喫茶店に入ったときはコーヒー1杯300円だったのに出るときに1杯1000円に変わってたらすごい困りますよね?
こんな極端なインフレはあまり起きませんが、物価を安定させることは生活に直結することはなんとなくわかると思います。
通貨量をコントロールすることはこの上なく大事で、つまり金融政策を学ぶということはどのような手段でどの程度金融政策を行えばみんなの暮らしがよくなるかを考えることに直結します。
特に今の日本はインフレになりたいのになれないデフレの状態が長く続いています。デフレはインフレとは逆にお金の価値が高くなっちゃう状況のことです。一見悪いことではなさそうですが、お金の価値が年々高くなることが分かれば、今使うより貯めておこうという気持ちになるはずです。そうするといまお金を使う人が少なくなり、企業の収益が落ち、給料も下がり、またお金を使わず、、、という連鎖が続いてしまいます。高インフレでもデフレでもどちらでもダメで、少しのインフレがいいとはされています。
2013年に日本の金融政策を司る日本銀行は国内に出回る貨幣の量をインフレ率2%になるまで増やし続けることを決めました。
普通の経済学の理論では貨幣の量が増えればインフレになるはずなのですが8年経ってもそうはなっていません、、、
理論と現実にギャップがあるわけですが、修正すべきはもちろん理論の方です。
金融政策の手段として他に何かあるのか?今までの金融政策は何か間違っていたのか?
考えてみたくなってきませんか!?笑
自分としてはかなり面白いテーマだと思っています!もし興味がわいてくれたら嬉しいです!
とまあ世の中には無数の研究テーマがありますので、ぜひ学部研究会を見て自分にはまる学問を探してみてください!
東進生でも招待生でもない高1,2生のみなさん、夏期「特別」特別招待講習が現在行われているので大学学部別研究会見てみたいかも、と思ったら上のバナーから申し込みをしましょう!もちろん無料です!
自分の人生を変える体験をこの夏でしてみませんか?
春日部校スタッフ一同皆さんのお申し込みを心よりお待ちしております!